検診を受ける方へ(肺がん検診)
肺がん検診の注意点
肺がん検診を受ける方は、以下の注意事項を確認のうえお越し下さい。
- 検査前日
- 食事制限など、特にありません。
- 検査当日
- 検査前の食事の制限はありません。但し、胃がん検診や血液検査を同時に受診する場合は絶食です。
- 肺がん検診とバリウムによる胃がん検診の両方を受診される方は、必ず肺がん検診を先にお受けください。
- 服装は、簡単に脱げるものにしてください。車内に検査着を用意していますが、撮影の妨げにならない服装での受診にご協力ください。
- その他
- エックス線検査は妊娠またはその可能性のある方は受診できません。
- 検査前の食事の制限はありません。
- 長い髪の方は上のほうで束ねてください。
- 検診当日は上半身薄い肌着一枚で撮影します。
- 金具・プラスチック類はエックス線写真に写りますので、以下のものは受診時に外して下さい。
- 襟・刺繍・ボタン・ファスナー・ホックなどのついた服
- ブラジャーやプラスチック類のついた下着
- ネックレス、イヤリングなど
- コルセット、湿布、磁気バンソウコウ、カイロなど
肺がんにかかりやすい人
- 50歳以上の人
- 重クロム酸、石綿、ピッチなどを取り扱う業務に従事している人
- 三親等以内にがん患者がある人
- 1日の喫煙本数×喫煙年数が600以上の人
- 咳や痰、胸痛が1ヶ月以上続いたり、血痰の出る人
肺がんと喫煙
肺がんの最も重要な危険因子は喫煙です。
喫煙量が多いほど、また喫煙開始年齢が若いほど肺がんの発生の危険は増大するといわれています。全年齢層での死亡率の増加傾向が認められます。
特に70歳以上の高齢者層においてその傾向が顕著であることと、人口の高齢化が進んでいることにより、死亡者数、死亡率はこの30年間で急激に増加しています。
しかし、たばこを吸っている人が喫煙をやめれば、肺がんで死亡する危険性が下がることも報告されています。