平成12年3月31日に発生した有珠山の噴火により大量の火山噴出物が堆積しました。この不安定な堆積物は、降雨などにより泥流化、下流部の市街地に被害をもたらしました。また、火山活動により広範囲の森林が破壊されました。復旧事業では、泥流対策と有珠山固有の植物による自然再生が求められ、エコアップ緑化工法が採用されました。
確認した植物
木本類
カツラ、ケヤマハンノキ、シラカンバ、ウダイカンバ、タラノキ、エゾノバッコヤナギ、イヌコリヤナギ
草本類
アキタブキ、オオイタドリ、オオタチツボスミレ、クルマバソウ、オオヨモギ、イヌホオズキ、
オニウシノケグサ、コウゾリナ、コゴメハギ、スギナ、セイヨウタンポポ、ナガハグサ、ハハコグサ、
ヒメジョオン、ヒメムカシヨモギ、ホッスガヤ、マツヨイグサ、ミツバ、ムラサキウマゴヤシ、メドハギ、
ヤマハギ、オオアワダチソウ
水平線
大分川ダム建設工事に伴う付け替え林道の切土岩盤のり面で、エコアップ緑化工法が採用になりました。
施工6ヶ月間に木本類3種、草本類38種、合計41種が確認されています。
確認した植物
木本類
カラスザンショウ、アカメガシワ、ナワシロイチゴ
草本類
ギョウギシバ、シロザ、カヤツリグサ、ヒメジョオン、イヌホオズキ、エノコログサ
メヒシバ、ヨモギ、ヌカヒエ、ゴマノハクサ科sp、シロツメグサ、セイタカアワダチソウ、
ハコベ、オオハコベ、ミツバツチグリ、ツユクサ、メドハギ、カタバミ、アカザ、キンエノコロ、
コウガイゼキショウ、チヂミザサ、ハハコグサ、アメリカセンダングサ、オオアレチノギク、
ヨウシュウヤマゴボウ、ミゾソバ、ギシギシ、ヤブジラミ、タケニグサ、シソ、ヤブマメ、ニシキソウ、
イヌガラシ、スズメノテッポウ、スズメノエンドウ、ナズナ、ハルジオン
水平線
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