森林表土・埋土種子活用

エコアップ緑化工法

施工場所 北海道洞爺湖(有珠山)
発注者 北海道森林管理局
種別 エコアップ緑化工法 EU-30
勾配・土質 1:1.5 / 火山灰土

平成12年3月31日に発生した有珠山の噴火により大量の火山噴出物が堆積しました。この不安定な堆積物は、降雨などにより泥流化、下流部の市街地に被害をもたらしました。また、火山活動により広範囲の森林が破壊されました。復旧事業では、泥流対策と有珠山固有の植物による自然再生が求められ、エコアップ緑化工法が採用されました。

一期工事

  • 施工前施工前
  • 矢印
  • 施工完了施工完了
  • 矢印
  • 施工1年後の植生状況植生状況(施工1年後)

二期工事

  • 施工前施工初期
  • 矢印
  • 施工完了植生状況(施工3年後)
  • 施工1年後の植生状況森林表土採取状況
  • 確認した植物

  • 木本類
    カツラ、ケヤマハンノキ、シラカンバ、ウダイカンバ、タラノキ、エゾノバッコヤナギ、イヌコリヤナギ
  • 草本類
    アキタブキ、オオイタドリ、オオタチツボスミレ、クルマバソウ、オオヨモギ、イヌホオズキ、
    オニウシノケグサ、コウゾリナ、コゴメハギ、スギナ、セイヨウタンポポ、ナガハグサ、ハハコグサ、
    ヒメジョオン、ヒメムカシヨモギ、ホッスガヤ、マツヨイグサ、ミツバ、ムラサキウマゴヤシ、メドハギ、
    ヤマハギ、オオアワダチソウ
ページの先頭へ
水平線

エコアップ緑化工法

施工場所 大分県
発注者 国土交通省九州地方整備局大分川ダム工事事務所
種別 エコアップ緑化工法 EU-70
勾配・土質 1:0.7 / 軟岩Ⅰ(A)

大分川ダム建設工事に伴う付け替え林道の切土岩盤のり面で、エコアップ緑化工法が採用になりました。

施工6ヶ月間に木本類3種、草本類38種、合計41種が確認されています。

  • 確認した植物

  • 木本類
    カラスザンショウ、アカメガシワ、ナワシロイチゴ
  • 草本類
    ギョウギシバ、シロザ、カヤツリグサ、ヒメジョオン、イヌホオズキ、エノコログサ
    メヒシバ、ヨモギ、ヌカヒエ、ゴマノハクサ科sp、シロツメグサ、セイタカアワダチソウ、
    ハコベ、オオハコベ、ミツバツチグリ、ツユクサ、メドハギ、カタバミ、アカザ、キンエノコロ、
    コウガイゼキショウ、チヂミザサ、ハハコグサ、アメリカセンダングサ、オオアレチノギク、
    ヨウシュウヤマゴボウ、ミゾソバ、ギシギシ、ヤブジラミ、タケニグサ、シソ、ヤブマメ、ニシキソウ、
    イヌガラシ、スズメノテッポウ、スズメノエンドウ、ナズナ、ハルジオン
  • 施工前施工前
  • 矢印
  • 施工完了施工完了
  • 矢印
  • 施工6ヶ月後植生状況(施工6ヶ月後)
ページの先頭へ
水平線