本研究会は、エコアップ緑化工法（森林表土利用工）及び無播種施工によるバイオ・オーガニック工法（自然侵入促進工）を対象として、地域性系統の植物による復元技術の研究及び普及を目的として新設されました。 研究会では、森林表土の採取方法や施工歩掛の検証、埋土種子の出現種傾向やその遷移について、全国で実施された多くの事例を調査・研究しています。

技術開発委員会では、全国的な緑化事業の傾向を踏まえ、最新の技術・工法等に関する情報を基に、工法の改良・開発等を図る事を目的としています。全国の会員が実施した施工現場の植生調査、バイオ・オーガニック工法の耐久性・自然遷移度の調査を実施し、これらの調査データを基に、外来種問題に対する植物導入方法や自然回復の手法を検討しています。バイオ・オーガニック工法技術資料は、全国技術開発委員会が編纂しています。

工法推進委員会では、協会が保有する技術の普及・展開を図る事を目的としています。新技術や環境事業に関する情報交換、全国会員の技術・知識の向上、営業拡大を図る為、技術講習会の開催や工法ＰＲを兼ねた技術出展等を企画しています。