1枚の絵から木の葉を揺らす風を聴き、花々の香りを楽しむ

SEBIJI ART 

 

     I Made GRIYAWAN 個展                            

              語りかける絵

   −Awakening the soul

日 時   平成28年11月23日(水)〜11/28(月)

             12:00〜18:30(最終日は17時まで)

場 所   ギャラリー同潤会

                 東京都渋谷区神宮前4−12−10 表参道ヒルズ 同潤館2階

展覧会の概要

   インドネシア共和国、バリ島は楽園の島を謳われ、多くの外国人が訪れます、バリ島絵画の原点は、

16世紀にジャワ島でイスラム勢力との闘いに敗れ、バリ島に逃れてきたマジャパイト王朝の装飾絵画

として発達したといわれています。ヒンドゥーの神々や叙事詩「ラーマヤナ」「マハーバーラタ」を

テーマとしたカマサン画と呼ばれるものです。1920年代より海外からアーティストが訪れるようになり、

バリ島の絵画、舞踊に大きな影響を与え、現在は多様な絵画が描かれるようになりました。

 

 I Made GRIYAWAN氏は、伝統絵画であるカマサン画が発展したものと言われているバトゥアン画

を描くアーティストです。GRIYAWAN氏の描く作品は伝統的な画法を用いつつ、自分のなかにある

心像、世界観を描き、作品が語る物語は口コミで伝わり、彼の家(アトリエでもある)を訪れるバリ

在住の外国人や観光客が後を絶ちません。

 

 彼の作品はヒンディズムに根づいた世界観から生まれ、絵を見るものにその世界を語りかけてくる

でしょう。

     

I Made GRIYAWAN(イ・マデ・グリヤワン) プロフィール

インドネシア共和国 バリ州  バトゥアン在住

 1979年生まれ

 リ州、バトゥアン画の著明なアーティストであるI Wayan Taweng(父)とNi Wayan BARI氏に師事

 

2012年.バトゥアン美術館(バリ州・バトゥアン)展覧会に出展

2012年.アルマ美術館(バリ州・ウブド)展覧会出展

2013年.プリルキサン美術館(バリ州・ウブド)展覧会に出展

2014年.インドネシアの首都ジャカルタのUOB(ユナイテッド・オーバーシーズ銀行)主催アートコンテストに出展

2015年.インドネシア領事館(ニューヨーク)、インドネシア大使館(ワシントンDC)展覧会『サラスワティ』に出展

20165Tokyo International Art Fairに出展

 

Seni Batuan Museum(Bali), Arma Museum(Bali), Museum Puri Lukisan(Bali)所蔵

 

エアアジア誌、ジャカルタポストなどで注目されている若手の伝統画アーティスト

展示される作品(一部)40〜45点の作品を展示する予定

 「田園風景」2016年 アクリル/紙 

「果実のいのち」2016年 アクリル/紙

「自我(エゴ)を負かす」2015年 アクリル/紙

「帰り道」2016年 アクリル/紙