■BUILD.耐診RCI&II/2017年基準Ver.8<評価版> |
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Ver.8(2017年基準)での主な変更点 |
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<偏心率・剛重比>
- 偏心率・剛重比は診断基準に記載されているA法およびB法に対応します。A法は診断基準(旧版)の考え方にもとづく方法、B法は建築基準法施行令(Fes)の考え方にもとづく方法で、いずれも部材の割線剛性を使用することが原則となっています。B法では弾性剛性を用いる方法も可能です。
K=αQ/R
R:層間変形角
Q:終局強度
α:強度寄与係数
<袖壁付柱の曲げ終局強度、せん断終局強度、靭性の評価方法>
- 袖壁付柱のせん断終局強度式に新たに分割累加式(Qsu2)が追加されました。
Qsuw:壁のせん断終局強度
Qsuc:柱のせん断終局強度
袖壁付柱を全せいと壁厚の壁板と残りの柱部分に分割し、それぞれのせん断終局強度を求めて累加します。引張側の袖壁を無視し、圧縮側袖壁と柱を等価断面に置換したせん断終局強度を求めます。片側に袖壁がある場合および両側の袖壁の長さが異なる場合には、袖壁長さの合計の1/2の長さの壁が両側にあるものとします。
- Qsu=max(Qsu1、Qsu2、Qsu3)となりました。
Qsu1:等価壁厚置換によるせん断終局強度
Qsu2:分割累加式によるせん断終局強度
Qsu3:袖壁を無視したせん断終局強度
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F=0.8とする条件が以下のように変更されました。
h0/D < 2.0 かつ ΣAw/Ac < 1/2
h0:柱内のり高さ
D:柱せい
Aw:袖壁の断面積
Ac:柱の断面積
<E0指標>
- E0指標の割増係数が2次診断でも使用できるようになります。
<開口のある耐震壁の評価方法>
- 開口のある耐震壁のせん断終局強度の計算でRC規準(2018年版)による開口低減率を用いた計算ができるようになります。開口高さの計算方法は、「開口部の鉛直断面への投影高さの和」とするか「水平断面に投影したときに当該階の開口と重なる開口の高さの和」とするかを選択できます。
- 開口の高さによる低減率r3は開口上下の境界梁の破壊が先行しないことが運用の前提とされていますが、スパンが短い場合などで境界梁が局所的にせん断破壊をする恐れがある場合もあります。境界梁が局所的にせん断破壊をする恐れがある場合は、学会RC規準(2018)19条(19.11)式を用いて開口高さ比による低減率r3を計算し、境界梁が局所的なせん断破壊をする恐れがない場合は、学会RC規準(2018)19
条(解19.36)のαを考慮して開口高さ比による低減率r3を計算するようにしました。
<入力>
- 診断基準の改訂に併せて、入力コードの追加、修正を行います。
<出力>
- 診断基準の改訂に併せた変更を行い、袖壁付柱の詳細出力、偏心率・剛重比の詳細出力で計算内容の途中経過を示せるようになります。
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プログラムメンテナンス |
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- 「BUILD.耐診RCI&II/2017年基準Ver.8<評価版>」のご使用に際しては、年間のプログラムメンテナンス契約が必要です。
- 契約に関する詳細は、プログラムメンテナンス契約の詳細を参照して下さい。
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オプション及び関連プログラム |
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- 「BUILD.耐診RC」シリーズは、オプションおよび関連プログラムにより各種基準に対応し、統一した操作感で様々な機能を追加することができます。
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【図内の製品名をクリックすると、製品紹介ページへ移動することができます】 |
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レンタル |
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- 短期間のご利用に便利な1ヶ月単位でのレンタルも可能です。
- 詳細は、弊社営業部までお問い合わせ下さい。
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初期導入時も安心 |
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- 弊社製品を初めて導入していただくお客様に対し、インターネットを利用したデモを行うサービスを無料で用意しています。
- 詳細は、Zoomによるオンラインデモを参照して下さい。
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動作環境 |
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動作環境 |
OS |
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Windows11/10 |
CPU |
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OSのシステム要件以上 |
メモリ |
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OSのシステム要件以上 |
ディスプレイ(解像度) |
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1024×768ドット以上(1280×1024ドット以上を推奨) |
ハードディスク |
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200MB以上の空き容量 |
その他 |
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インターネットに接続できること
Adobe Acrobat ReaderによるPDF表示
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※仕様は、予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。 |
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