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直接基礎および杭基礎に対応するオプションプログラム

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特徴 |
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- 「BUILD.一貫VI」で直接基礎および杭基礎を扱うことが可能となり、上部構造と下部構造を同時に計算します。近年のニーズ(設計者や確認審査機関から寄せられている一貫構造計算プログラム内で基礎の計算を行いたいというご要望)に対応したプログラムです。
- 計算結果は、「BUILD.一貫VI」の計算書内に出力されます。
- 「BUILD.一貫・基礎オプション」は、「BUILD.一貫VI」内の機能であるため、単独で使用することはできません。
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直接基礎の計算概要 |
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- 「BUILD.一貫VI」で直接基礎(独立基礎、布基礎、ベタ基礎)に対応し、断面計算と地盤支持力の計算を行います。
- 独立基礎では、接地圧の検討、曲げの検定(必要配筋の算定)、せん断力の検定、付着の検定、パンチングの検定、独立基礎の偏心を考慮した基礎梁の断面計算を行います。
- 布基礎では、接地圧の検討、地盤反力を考慮した基礎梁のCMoQo、曲げの検定(必要配筋の算定)、せん断の検定、付着の検定、布基礎の偏心によるねじり応力を考慮したあばら筋の算定・検定を行います。
- ベタ基礎では、接地圧の検討、地盤反力を考慮した基礎梁のCMoQo、曲げの検定(必要配筋の算定)、せん断の検定、付着の検定を行います。
- 地盤支持力は各係数を入力することにより、許容支持力を計算します。また、二層地盤の考慮もできます。
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杭基礎の計算概要 |
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- 「BUILD.一貫VI」で杭基礎に対応し、「上部構造と杭基礎の一体モデル」と「杭基礎の分離モデル」を選択できます。
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【上部構造と杭基礎の一体モデル】
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【杭基礎の分離モデル】
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- 「上部構造と杭基礎の一体モデル」は、偏心や基礎梁がない建物に用いることを想定しています。上部構造と杭が一体と考えられるシステム建築などの杭基礎工法や、杭頭モーメントを上部構造に伝達させる場合に適用でき、保有水平耐力計算まで対応しています。
- 「杭基礎の分離モデル」は、一般的な建物に用いることを想定しています。偏心がある場合でも頑強な基礎梁により、基礎梁で杭頭モーメントを処理することが可能です。
- 「上部構造と杭基礎の一体モデル」で計算する場合には、杭を複数要素に分割し、杭を分割して設けた節点に水平地盤反力係数による水平バネを配置してモデル化します。「杭基礎の分離モデル」でも、多層地盤で計算する場合は杭の要素分割を行います。杭の要素分割は、以下のように自動で行います。
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| 【杭部のモデル化】 |
- 杭用フーチング(パイルキャップ)の荷重拾いを行います。
- 杭の剛性を計算します。
- 杭、杭用フーチング(パイルキャップ)、基礎梁の断面計算を行います。
- 杭の耐力を計算します。
- 取り扱える杭種は、場所打ちコンクリート杭・場所打ち銅管コンクリート杭・プレストレストコンクリート(PC)杭・高強度プレストレストコンクリート(PHC)杭・プレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)杭・鋼管杭・外殻鋼管付きコンクリート(SC)杭です。
- 取り扱える地盤モデルは、「杭基礎分離モデル」では一様地盤モデルと多層地盤モデル、「上部構造と杭基礎の一体モデル」では多層地盤モデルとなります。液状化地盤も低減係数βを入力することで考慮できます(低減係数βは、「BUILD.地盤・柱状/液状化」で計算することができます)。
- 「杭基礎分離モデル」の解析は、基礎梁一連計算プログラム「BUILD.GP IV」に相当する計算を行います。杭メーカーで杭の設計が完了している場合は、杭頭曲げモーメントを直接入力して基礎梁の断面計算のみを行うことができます。また、施工時の杭心ずれを事前に検討することにも対応しています。
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データ入力の概要 |
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| 【独立基礎リストの入力画面】 |
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| 【杭リストの入力画面】 |
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その他の機能 |
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- 【ST-Bridge変換】
基礎のデータも、(一社)building SMART Japanの構造分科会で進められている日本国内の建築構造分野での情報交換のための標準フォーマット“ST-Bridge”形式のファイルへをエクスポートすることができます。2025年11月現在、杭基礎のデータのみ対応しており、直接基礎は対応作業進行中です。
- 【3D表示】
3Dモデルの表示で、直接基礎および杭基礎を表示します。
- 上記の機能を使用するには、トータルメンテナンス(ゴールド)の契約が必要です。
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| 【3D表示】 |
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