日本コンクリート工学会

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技術委員会所管の委員会

各種専門委員会

  1. 危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会委員会ホームページ
    2024年度までの8か年にわたる活動に引き続き、共通試験WGおよびモニタリングWGにて活動を行う。
    共通試験WGでは、「端島(通称『軍艦島』)における補修材の効果検証に関する共通試験実施についての基本覚書」に則って、端島において様々な補修を施した上で暴露した鉄筋コンクリート試験体を対象に、定期的に劣化の進行状況や物理的・化学的な変化を観察・測定し、その結果に基づく分析から、塩害劣化の進行・抑制のメカニズムおよび補修効果を検討する。また、70号棟の実部材を対象とした補修試験施工を開始する。
    モニタリングWGでは、端島に残存する自然倒壊が間近に迫っている建築物(30号棟)を対象に実施されている遠隔地モニタリングの結果に基づく分析・解析を行うとともに、新たにモニタリングを実施する建築物の選定とモニタリング方法の検討を行う。
  2. マスコンクリートのひび割れ制御指針改訂原案作成委員会
    「マスコンクリートのひび割れ制御指針2025」を刊行し、10月に大阪、11月に東京で講習会を開催する。また、改訂版指針の英文化と国内外への普及方法について、マスコンクリートソフト普及委員会とも協力して検討する。
  3. 既存コンクリート構造物の性能評価指針改訂原案作成委員会
    既存構造物の状態や保有性能を適切に評価し、補修・補強を加えながら長寿命化を図り、できるだけ長期間にわたって使用できる環境を作り上げることを目的として、2014年に「既存コンクリート構造物の性能評価指針2014」が刊行された。本指針は、既存コンクリート構造物の性能評価に対する一般的な要求事項とその方法や手順を規定するものであると同時に、実務者向けの数多くの情報はもちろんのこと、将来の方向性に関する研究者向けの情報も盛り込まれている。刊行から既に10年以上が経過したため、ここに改めて最新の情報を収集し、2028年度中の改訂版刊行を目指す。

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