日本コンクリート工学会

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JCI規準・指針

コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022

この指針について

近年、持続可能な社会の実現に向けて、コンクリート構造物の維持管理の重要性が一層増加し、コンクリートのひび割れに関する関心がさらに高まっています。
本学会では、1980年に「コンクリートのひび割れ調査・補修指針」を制定・出版し、1987年に「補強」を加えた「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針」を出版しました。その後、2003年、2009年、 2013年と改訂を重ねて参りましたが、その後、当該分野における技術の進歩とともに、新たな知見も増えて参りました。このため、特にひび割れの調査方法や補修・補強の方法などについての最新の情報を加えるとともに、水掛かりを考慮したひび割れの原因推定の考え方を追加した「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針 2022」を発表いたしました。また、今回の改訂では、コンクリート造集合住宅におけるひび割れ調査、補修・補強等に特化した「マンション編」を付録として加えるとともに、ひび割れの調査結果に基づき、原因推定、評価、補修・補強の要否判定の結果を出力するスマートフォンにも対応したWEB版ソフトウェアを制作し、読者の方々に活用いただけるようにしました。
本書が、コンクリート構造物の所有者・管理者、土木・建築技術者、およびコンクリートの製造者・施工者に大いに役立つものであることを確信しています。

刊行情報・目次

JCI指針記号:JCI-R-002-2022 A4判・402ページ(2022年刊行)

ひび割れ調査・原因推定ソフト(Web版)

「ひび割れ調査・原因推定ソフト」は、「コンクリートのひび割れ調査、補修・補強指針2022」の内容に即して、ひび割れの原因推定、評価、判定が可能なソフトです。コンクリート部材(構造物)の情報を入力することで、報告書の作成、過去の調査履歴の記録が可能となっており、実務において本指針を活用するにあたり、有用なツールとなっております。
本指針の購入者の方には、指針に付属されているCD版と同機能のソフトをWeb版として提供しています。スマートフォン・タブレットからもご使用いただけますので、是非日頃の業務にご活用いただければ幸いです。

以下のページから、指針に記載のパスワードをご入力の上、お使いください。

講習会

講習会の開催情報については、以下のページをご覧ください。

Q&A

正誤表

担当委員会

コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針普及委員会

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