不動産鑑定用語集          
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事情補正

取引事例等に係る取引等が特殊な事情を含みこれが当該事例の価格等に影響を及ぼしている
ときに行う補正である。

1.現実に成立した取引事例等には、不動産市場の特性、取引等における当事者双方の能力の
多様性と特別の動機により売り急ぎ、買い進み等の特殊な事情が存在する場合もあるので、
取引事例等がどのような条件の下で成立したものであるかを資料の分析に当たり十分に
調査しなければならない。

2.特殊な事情とは、正常価格を求める場合には、正常価格の前提となる現実の社会経済
情勢の下で合理的と考えられる諸条件を欠くに至らしめる事情のことである。

<主要参考・引用文献>
・不動産鑑定評価基準
・不動産鑑定評価基準運用上の留意点

   

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