試算価格 原価法による積算価格、取引事例比較法による比準価格、収益還元法による収益価格等がある。 試算価格は、最終的に求めようとする価格を指向するものであり、試算価格の再吟味、説得力 の判断を経て適正な鑑定評価額を導き出すことができる。したがって、鑑定評価額に至る 中間の段階にあって、試算的な意義をもつため試算価格と呼ばれる。
<主要参考・引用文献> ・不動産鑑定評価基準 ・不動産鑑定評価基準運用上の留意点