原価法 価格の三面性に基づいて、費用性の観点から不動産の価格を求める手法である。 原価法はまず、価格時点における対象不動産の再調達原価を求め、この再調達原価について 減価修正を行って対象不動産の積算価格を求める手法である。 原価法は、対象不動産が建物又は建物及びその敷地である場合において、再調達原価の 把握及び減価修正を適正に行うことができるときに有効である。
<主要参考・引用文献> ・不動産鑑定評価基準 ・不動産鑑定評価基準運用上の留意点