価格の三面性 一般に人が物の価格を判定する場合には、 1、どれほどの費用が投じられているか 2、いくらで取引されているか 3、それを利用することでどれほどの収益(便益)が得られるものであるか という三つの点を考慮しているのが通例であろう。これが価格の三面性である。 価格の三面性は鑑定評価方式の考え方の基本で、 1の考え方に基づいているのが原価方式、2が比較方式、3が収益方式である。
<主要参考・引用文献> ・不動産鑑定評価基準 ・不動産鑑定評価基準運用上の留意点