■BUILD.杭保有 |
|
|
|
|
計算概要 |
|
- 各杭を線材に置き換え、杭頭部を剛床(杭頭同一変位)とした解析を行います。
- 建物全体の杭を入力して保有水平耐力の計算ができる他、一本の杭だけを入力することもできます。
- 入力した地盤特性データやN値より、建築基礎構造設計指針に準拠して水平地盤バネを計算します。また、直接トリリニアの地盤バネを指定することもできます。
【解析モデル図】 |
|
杭の計算 |
|
- 作用軸力一定のM-φ(モーメント-曲率)モデルを採用しています。
- 各杭の要素分割は、計算精度を考慮し自動的に行います(部位により杭径/2〜杭径)。
- 杭頭の拘束条件は、固定、ピン、任意のバネ定数から指定可能です。
- 杭頭に杭頭補強を配置した場合は、算出した終局曲げ耐力に達した時点でピンとなります。
- 杭先端の拘束条件は、固定、ピン、ローラーから指定可能です。
|
弾性応力の計算 |
|
- 杭頭部に指定された外力を与え、多層地盤を考慮した弾性応力の計算を行います。
- 地盤の水平方向地盤反力係数khは、杭の変位に関係なくkh0(基準水平地盤反力係数)とします。
|
保有水平耐力の計算 |
|
- 弾塑性解析はNewton-Raphson 法を用いて荷重増分で行います。
- 杭頭部に漸増外力を与え、指定された保有水平耐力の判定方法による状態での外力値を保有水平耐力とします。
- 保有水平耐力の判定は以下の条件から選択することが出来ます。また併用も可能です。
1.杭が終局ひずみに達した。
2.杭が終局せん断耐力に達した。
3.指定した最大せん断力に達した。
4.指定した最大変位に達した。
|
準拠する基規準、参考文献等 |
|
- (社)日本建築学会 :「建築耐震設計における保有耐力と変形性能」1990
- (社)日本建築学会:「建築基礎構造設計指針」2001
- (社)コンクリートパイル建設技術協会:「既製コンクリート杭 -基礎構造設計マニュアル-建築」2002
- (財)日本建築センター他編集:「2001年版 建築物の構造関係技術基準解説書」
|
[製品紹介へ戻る]
|
トップページへ
Copyright (C) KozoSoft Co.,LTD All rights
reserved.
|
|
|