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「BUILD.一貫IV+」靭性保証型設計指針による付着割裂破壊の検討に対応


2013年9月


「BUILD.一貫IV+」がVer.1.77より、「鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説」による付着割裂破壊の検討に対応しました。

今回の拡張により、付着割裂破壊の検討は、以下の3つの方法から選択できるようになりました。選択は、保有水平耐力計算データの[ULA4]の16項目で行います。
  • 技術基準による検討
  • RC規準1999年による検討(ICBAのQ&Aに準じて、鉄筋の存在応力度σtは、降伏強度σyに置き換える検討で、結果としてRC規準2010年版と同じ検討になります)
  • 靭性保証型設計指針による検討
「BUILD.一貫IV+」のプログラムメンテナンス契約を行っているお客様は、弊社ホームペーシの最新版ダウンロードからインストールを行うことでご使用頂けます。

また、付着割裂破壊の検討については、建築行政情報センター(ICBA)のホームページにある「改正建築基準法Q&A検索システム」の「構造関係基準に関するQ&A」No.29 の回答が
2013/08/28付けで更新され、「ただし、梁におけるカットオフ筋定着部の割裂破壊に対する検討は兼ねませんので、カットオフ筋の定着の検討を行う場合は、RC規準(2010)などにより適切に行う必要があります。」と追記されていますので、ご注意いただくとともに、この度追加された靭性保証型設計指針による検討(あるいはRC規準1999年による検討)を選んでいただくと対応できます。


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