ホーム > 出版物/JCI規準/論文投稿 > 日本コンクリート工学会図書販売 > 購入方法と販売図書一覧表 > コンクリート圧送技術調査委員会報告書(CD)
CD-R・356ページ(2019年刊行)
定価 4,400円(税込)/会員価格 3,850円(税込)
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コンクリート工事において、コンクリートポンプ工法が主流となっていることは周知の事実です。コンクリートポンプ車の普及により、現場までの機動性に加え、コンクリートを多量かつ容易に打込み箇所まで圧送できるようになり、コンクリート工事の生産性向上に大きく寄与しました。その反面、コンクリートポンプによる圧送が当たり前となることで、専門工事業の一つである圧送業者任せになってしまうことも多くなり、建設現場における施工管理者のコンクリートポンプに対する理解や技術力が低下し、コンクリートポンプによる事故が多発する事態に陥っている面も否めません。
本学会では、コンクリートポンプ工法における圧送技術や安全性の啓蒙を図るため、2009年に「コンクリート圧送工法ガイドライン2009および解説」を刊行しましたが、刊行から年数も経過したため、コンクリート圧送工法の新たな指針を制定するための活動を行いました。「コンクリート圧送技術調査委員会(委員長:中田善久・日本大学教授)」では、2017~2018年度に指針制定のための情報収集と検討として、圧送作業の安全性や、圧送計画を策定するうえで重要な圧送負荷の算定方法の検討を行い、土木分野と建築分野の圧送指針の相違点を調査しました。本報告書はその成果であり、「コンクリート圧送工法指針2023」の基礎となっています。本報告書が皆様の圧送工法への理解を深める一助となれば幸いです。
【目次】