こんな質問をされることがあります。
サプリメントは、栄養を補助するものです。
よって、日常摂れているものは、サプリメントから摂る必要は、ありません。

自分の毎日の食事で、何が不足しているのかを知る必要があります。
どうですか？わかりますか？
なかなか難しいですよね。

簡単なものは、嫌いな食べ物です。嫌いであればまず、食べないですよね？食べないということは、不足している可能性が高くなります。

例えば牛乳が嫌いという人は、それに含まれる栄養素を摂る機会が少なくなり、不足していきます。

もうひとつは、スーパーの品揃えや、料理を作る人の傾向により、食べないものが出来てしまいます。

これを調べるには、毎日何を食べたのかを書きとめて調べてみるしかありません。
面倒な作業ですね。
それでも出来た人は、その不足している栄養素のサプリメントを摂ることをお勧めします。

分からなかったり、出来なかった人には、「カルシウム」をお勧めします。まず殆どの人が不足しています。
そして、カルシウムが減ることによって起きる弊害が大きいのがその理由の一つです。

骨粗鬆症、骨は毎日骨代謝を行い、3年かけて身体の中の骨を作り替えていきます。その材料となるのがカルシウムです。基本カルシウムの摂取量が満たされていれば、起きない病気のひとつです。
カルシウムパラドックス、カルシウムが引き起こしている病気なのに、カルシウムの摂取量が少いのが原因というもの。

代表的なものに、動脈硬化、腎臓結石、高血圧症など、口から入ってくるカルシウムの量が少ないと、骨を溶かして血中のカルシウム量を維持してしまいます。このカルシウムはシュウ酸塩で針状の結晶で血管などを傷つけてしまいます。

まとめです。サプリメントは、病気や怪我などを治すものではありません。しかし、体を構成する栄養素です。
積み上げていくことにより、強い身体が作られ、その結果病気などが治ったりすることもあるでしょう。

流行りに流されず、自分の必要なものを摂ることが一番だと思います。