もうひとつのおきぐすり
「辛い顔で過ごす1時間も、笑顔で過ごす1時間も、同じ1時間なら
笑顔で過ごしたほうが良いわね。」

お客様とのお話の中に出てきた一節だ。
そのお客様は、リュウマチを患っており、毎日が痛みとの闘いだという。
なのに、笑顔でいることを毎日の目標としているのだと言う。

「痛いのに、笑顔でいるのは、辛くないのですか?」

「病は気からって言うじゃない、無理をしてでも笑顔を作るようにすると、痛みもなんとなく和らぐ感じがするのよ。これも気のせいかもしれないけれどね。」

そう言って、そのお客様は優しい笑顔をみせた。

強いな。「病気」ではなく、「元気」なんだな。そして「気丈」なんだな。

笑顔は、誰にでも作れるが、時と場合によっては心の奥底まで沈んでしまい、表に出すことが容易ではなくなる。

「笑顔」とはなんだろう。

人間の表情、感情表現の一つ。嬉しさや好意を表現したり、敵意を持たないことを伝えたりする為に使われる。(ウィキペディアより抜粋)

笑顔を作る場面でなくても、作為的な笑顔を作ることによって、脳内では嬉しい気分を示す反応が得られる実験結果がある。人は笑顔を作ると、その時の筋肉の状態が感覚受容器から脳にフィードバックされ、こうした表情を作っているときは、嬉しい時と判断する為、嬉しさの内部モデルが働き、結果として脳内では嬉しいと感じる反応を示す。(ウィキペディアより抜粋)

ようするに、笑顔は、頭の中まで「嬉しい」を届けるということだ。

それならば、笑顔で痛みが和らぐ、ということも有り得ることだ。

「痛い」「辛い」「苦しい」「重い」「恐怖」「怒り」は異常な事態の交感神経が優位な状態。

「笑顔」は安らぎ安心の副交感神経が優位な状態。

辛いときは、交感神経が働き、表情を強ばらせ、敵から身を守ろうとする。

しかし、この状態が長く続くと体は参ってしまう。

そんな時、笑顔を作ると、副交感神経が働き、表情を和らげ仲間を受け入れ、体の緊張を解いてくれる。

病気の時ばかりでなく、日常の生活や仕事の上でも「笑顔」が使えるような気がする。

「なんで、こいつらこんなこともできねぇんだよ!」
そんな毎日を続けている社長さん、部長さん、課長さん、店長さん、そしてお父さん、
笑顔を作ってみてください。辛い時に笑顔が出来る人が本当の強い人です。

あなただけではなく、部下や家族も変わるはずです。

「笑顔」は、自分を治す薬でありながら、伝える道具でもあるのです。

今回は、リウマチのお客様から教えて頂いた「笑顔」を処方してみました。

是非試してみてください。

JowBコンシェルジュ 風見浩でした。
ダイワ薬品株式会社
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