もうひとつのおきぐすり
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夏が過ぎ、涼しくなり始めた頃に、よく言われることがあります。 「冬になると、指先が割れて痛いのよ。」 「布団に入って温かくなると、背中や足が痒くてしょうがないんだよ。」 大半のものは、主婦湿疹や老人性掻痒症と呼ばれているものです 病院の治療は対症療法として、抗ヒスタミンや副腎皮質ホルモン、又はステロイドなどの 外用薬を使います。 ただしこれらの療法は根本治療で無い為に、症状を繰り返し再発させてしまいます。 主婦湿疹や老人性掻痒症は何故起きるのでしょうか。 それは脂が少ないからです。 皮膚には皮脂膜という、外敵や刺激物質から守ってくれるバリアーのようなものがあります。 |
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この脂(皮脂膜)を生活の中で落としてしまっているかどうかのチェックが根本治療に つながることと思います。 チェック項目を幾つか挙げてみます。 1 毎日、洗剤での洗い物をする 2 洗い物や手を洗う時に常にお湯を使う 3 体をナイロン製のスポンジやタオルを使って洗う 1と2は主婦湿疹の方に多いようです。手の脂を毎日落としてしまう為に洗剤などの 刺激物に耐えられずに皮膚炎を起こしてしまいます。 これを解決させる為には、洗剤やお湯を使わないことが一番なのですが、そうはいかない のが現状のようです。油汚れが多い食器を洗剤やお湯無しで落とせ、というほうが無理ですよね。 そこでコンジェルジュからのテイスティングです。 今の食器用洗剤は大変優れています。実は水で半分に薄めても十分汚れを落とせます。 そしてお湯は、存分に使ってもらい、しかし最後に3〜5秒間だけ水を手にかけて下さい。 これをすることで、お湯で緩んだ毛穴が閉じ、皮脂の流失を防ぎます。 |
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3は老人性掻痒症の人が行っています。 脂の量が通常よりも減っている為に、感染症を起こし、痒みが出ます。痒いので洗ったときに さっぱりとするナイロン製のスポンジやタオルを好んで使い、しかもごしごしと 洗ってしまいます。このことで更に脂を落としてしまい、いつも感染症を起こし 痒みが続いてしまいます。しかも、乾燥してかきむしった肌は剥がれやすく、白く粉をふいた ようになります。 そこでまたまたテイスティングです。 スポンジやタオルを止めて手で洗うようにしてみて下さい。 納得しない方は、今使っているそれでご自分の顔を ごしごしと洗ってみて下さい。きっと痛いはずです。 顔は手で洗うのに、体はごしごしスポンジやタオルを使っていては、いくら強い肌でも悲鳴をあげますよね。 出来れば石鹸も1日おきとかにすると、尚のこと良いと思います。 |
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それでは、又、JowBコンシェルジュ 風見浩でした。
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