もうひとつのおきぐすり
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「いらっしゃいませ。お水をどうぞ」 運ばれてきた水を誰一人として飲もうとする者はいません。 おっ、長女が口をつけましたね。でも含んだだけで、すぐにコップを置いてしまいました。 ファミリーレストランでの風見家のいつもの様子です。 私には3人の娘がいます。中学1年生の長女、小学4年生の次女、同じく3年生の三女 いつもにぎやかで元気な3人です。 3人の娘は、冷たい物を飲んだり食べたりが、出来ないか、苦手です。 お店で出される氷入りのお水、普通に冷蔵庫に入っている飲み物、アイスなど 当たり前に存在するそれらが3人の娘は、いや私も私の奥さんもあまり受け付けられません。 長女が生まれてしばらく経った頃、「この子が将来元気な赤ちゃんを産む為に、いや普通に元気に生きていく為に何かしてあげられることは無いか」と考えました。 人間は恒温動物です。自律神経によって体温は常に一定に保たれています。もしその体温が大きく変動すれば”死”に繋がってしまいます。そこまでならないにしても、体の仕組みから考えて体温が下がるということは代謝異常を起こしていることになり、生命を正常に維持することが難しくなります。 そこで、健康に育ってもらう為に、飲料水を全て常温で飲ませることに決め、家族全員で実行しました。 まず、冷蔵庫に入っている飲み物を全てテーブルの上に置き、冬は温めて、夏はそのままで飲むようにし、その他の食事も夏は夏野菜、冬は冬の野菜と季節に応じたものを出来る限り摂るようにし、2年位過ぎた辺りから、子供たちも家族も異常な温度の食べ物や、飲み物を摂れなくなっていました。(異常な温度=冷蔵庫や冷凍庫で冷やされた温度) 今、子供たちの体温は36.5℃〜36.8℃あります。 客観的に観て、健康だと思います。風邪は自己免疫で治ります。アレルギーも今のところありません。 学校を休みません。食事を残しません。1日、2回〜3回排便します。9時半には全員寝ます。 人の体温は、食べたものを消化し、それを代謝するときに出る熱で保たれ、血液も体液もその熱で温められています。 生きることも、出産などの沢山のエネルギーを使うことも、代謝が必要です。 体温が下がるということは、代謝がうまくいってない、ということになるのです。 代謝は食べたものをエネルギーに変える為の化学反応です。 頭が良い,悪いも、ダイエットがうまくいく、いかないも、風邪をひく、ひかないも全て関わってくるのですね。 そこで今回のコンシェルジュからの一言は、体温を意識することは、健康への第一歩です。 「温・健・一」と憶えて下さい。 |
それでは、又、JowBコンシェルジュ 風見浩でした。
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